“あなたを幸せにすることは私を幸せにする”スマートウォッチを用いた個人の気分の測定

元の論文

https://arxiv.org/abs/1711.06134

“Making you happy makes me happy”Measuring Individual Mood with Smartwatches

Pascal Budner, Joscha Eirich, Peter A. Gloor

 

 

“Making you happy makes me happy”Measuring Individual Mood with Smartwatches

“あなたを幸せにすることは私を幸せにする”スマートウォッチを用いた個人の気分の測定

 

概要

私たちはスマートウォッチ上の身体センサーの解釈に基づいて個人の幸福度を測定するシステムを紹介します。 私たちのプロトタイプシステムでは、Pebbleのスマートウォッチを使用して、活動、心拍数、光レベル、GPS座標を追跡し、さらに気象データ、湿度、曜日などの外部情報で拡張します。 スマートウォッチに手動で入力したデータを私たちのランダムフォレストを使用した機械学習ベースの気分予測システムでトレーニングして、最大94%の予測精度を達成しました。 私たちは、身体の信号のほかに、気象データが気分に強い影響を及ぼしていることを発見しました。 さらに、私たちのシステムでは、私たちの肯定的または否定的な気分の指標である友達を特定することもできます。

 

 

限界と今後の研究

この研究限界は、サンプルのサイズが小さいことです(頻繁に気分を入力をした60人の参加者と、パーソナリティおよび個人データのアンケートに記入した33人)。 また、参加者が幸福研究に興味を持っているという選択バイアスがあるかもしれません。 したがって、異なる年齢の人やより異種のグループの人、職業、精神疾患の病歴および婚姻状態などの他の変数を管理するなど、ランダムに選択されたより大きなサンプルについてこの実験を再現することを提案します。

それでも、私たちはアリストテレスの目標である”良い友達”で私たちを囲んで幸せを増やすこと、ビル・ゲイツの感覚で成功を測ること、個人の幸福を増幅し追跡する新しいシステムを紹介したと思います。

 

 

 


やっぱり気分と天候は関係があるみたいですね。天気が悪いと気分も悪くなる。温度と湿度は重要ですね。

この研究では、気分が良くなる友達も識別することができるみたいです。

すごい個人情報を握られている感じがします。。。人間関係までデータ化されてしまうなんて。。。嫌われる人と好かれる人がはっきりしてしまう。。。

 

生々しい社会ですね。。。

 

 

もし世界が消えてしまうなら私はリンゴの木を植えないだろう:MMORPGのベータテストにおける何億ものプレイヤーのふるまいを記録した解析

元の論文

https://arxiv.org/abs/1703.01500

I Would Not Plant Apple Trees If the World Will Be Wiped: Analyzing Hundreds of Millions of Behavioral Records of Players During an MMORPG Beta Test

Ah Reum Kang, Jeremy Blackburn, Haewoon Kwak, Huy Kang Kim

 

 

I Would Not Plant Apple Trees If the World Will Be Wiped: Analyzing Hundreds of Millions of Behavioral Records of Players During an MMORPG Beta Test

 

 

もし世界が消えてしまうなら私はリンゴの木を植えないだろう:MMORPGのベータテストにおける何億もののプレイヤーのふるまいを記録した解析

 

 

概要

この研究では、究極の状況の代理としてMMORPGArcheAge のベータテスト終了時のプレイヤーのふるまいを使った:ベータテストが終了するということは、すべてのユーザーのデータが消去されるとういうことである、したがって、最後の数日間のゲーム内でのプレイヤーの行動による産物もペナルティーもすべて無意味になるということである。私たちはArcheAge の第4期のベータテスト終了の27000万の記録を解析した。私たちは明らかなパンデミックのような行動の変化を見つけることはなかった、しかしいくつかの異常値(例:プレイヤー狩り)のような反社会的行動が示された可能性は高い。私たちの国のたとえ明日世界が滅亡しようとも、今日私はリンゴの木を植える”という格言に反するものを見つけた、ベータテストが終了するときは、アビリティーチェンジ、レベリング、クエストの完了が劇的に減ったり、プレイヤーがキャラクターの成長を放棄するのが見られた。

 

 

議論と結論

この研究では、MMORPGのベータテスト終了時のユーザーのふるまいの理解に焦点を当てた。私たちは究極の状況の代理としてMMORPGArcheAge CBTの詳細なログを使った:CBTが終わるとき、すべてのユーザーのデータが消去される、したがって結果としてプレイヤーのゲーム内での最後の数日の行動は無意味になる。私たちは架空のシャーレの面でプレイヤーの行動がどのように時間とともに進化したかとCBTが終わる直前に特に行動が変化したところに焦点を当てて調べた。

私たちはCBTが終わるときに明らかなパンデミックのような行動の変化を見つけることはなかった。私たちが見つけたいくつかの反社会的行動に頼ったプレイヤー(殺人など)は、集計の心理を通してみるとチャットでは親睦的な傾向だった。個人のユーザーの行動が変わるときに焦点を当てるとき、終わりまで滞在したプレイヤーと終わり前に自発的に残ったチャーナーとの間に重要な差異を見つけた。特に、私たちが見たチャーナーは反社会的行動(PK)を示した可能性が高かった。ネットワークの解析を使って、私たちはコミュニティーに関連する行動ピークを調べた。興味深いことに、コミュニティーはポジティブとネガティブのピークを同時に含んではいなかった。(例、ポジティブなピークとネガティブなピークは関連がなかった。)プレイヤーの同じ時間の2つの異なった典型的なふるまいは変わることがなかった。最後にCBTが終わるとき、私たちの国の格言に反するものを見つけた、プレイヤーはキャラクターの成長を放棄し、アビリティーチェンジ、レベリング、クエストの放棄が劇的に増加した。

 

 

 


最後になってリンゴの木を植えようとは思わないですよね。

私も何か別のことをすると思います。

 

心をえぐるマンガ【専門学校JK】

なんだかやる気が出ない…後でやろう…ギリギリまでゲームしよう…

 

こんな考えになることが誰しもあるだろう。ただ、こんなことばかりしていては、まったく成長しないダメ人間になってしまう。

 

専門学校JKは、そんなダメ人間をかわいいキャラクターで描いたマンガだ。

 

著者が代々木アニメーション学院(代アニ)に通っていた経験をもとにその内情を描いているのだが、これがとてもえぐい。

 

代アニに通う専門学校生のどうしようもない部分を、こちらが恥ずかしくなるくらいさらけ出している。

 

 

今日から頑張ると言って何もしない

毎日絵を描くという目標を立てて描かない

入学してすぐに夢をあきらめる

 

 

代アニは、声優タレント科、アニメーター科、イラスト科、マンガ科など多数のコースがあり、高校卒業資格を得られる高等部もある。このマンガのストーリーは、主人公の大宮はるこが高等部のイラスト科に入学するところから始まる。

 

入学の日に「今日から毎日絵を描くぞー!」という誓いを立てる。しかし、描かない。声高らかに宣言したのに、書かない。典型的なダメ人間である。「どうしたら絵で人に感動を与えられるのかを考えてたから描かなかった。」と言い出す始末。どうしようもない。

 

しかしこれは主人公だけでなく、代アニに通う学生の多くに当てはまるらしい。

 

「今日から頑張るぞー!」と言って、ゲームで遊ぶ。声優を目指すために代アニに入ったものの、なんか違う…と思って入学後すぐに転科する。転科したあとも、 なんか違う…と思って転科を繰り返す。さらに、なんか違う…と思って転科を繰り返し続けて、目的を見失う。全員ではないものの、一定数いるらしい。

 

さらに

 

夢や目標もなくフワッと代アニに入学する

 

者もいるらしく、何のために専門学校へ通っているのか意味が分からない。完全にモラトリアム期間を引き延ばしたいだけである。

 

さらに

 

実力が低すぎる学生は現実を知るレベルにさえたどりつけないので自信に満ちあふれている

 

これはもはやどしようもない。治療の余地もない。教育の失敗である。

 

 

だが、このような人を見てみなさんはどう思うだろうか。わが身を振り返ってみると、同じような考えをしていることはないだろうか。誰しも楽して生きて行きたいし、嫌なことからは逃げたい。頑張ろうと思っても頑張らずに、現実逃避ばかりしてしまうことはないだろうか。

 

他人のことを笑っていたら、気が付けば自分の心がえぐられている。専門学校JKはそんなマンガである。

 

単純な読み物として楽しむのもよし、専門学校の内情を調べるために読むのもよし、自らを戒めるために読むのもよし、、、

 

 

 

とても面白いマンガでした。

 

 

RNA-seq比較を用いた鹿の枝角uhrf1増殖とs100a10石灰化遺伝子の同定

元の論文

https://stemcellres.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13287-018-1027-6

 

 

Identifying deer antler uhrf1 proliferation and s100a10 mineralization genes using comparative RNA-seq

 

RNA-seq比較を用いた鹿の枝角uhrf1増殖とs100a10石灰化遺伝子の同定

 

 

 

背景

鹿の枝角は非常に速い速度で再成長する骨構造をしており、高速な骨の成長を学ぶのに魅力的なモデルである。

 

 

方法

速いペースで成長する骨に関係する遺伝子の同定は、人間と鹿の枝角の間の骨の成長の鋭い違いによる平行な試験管内でのRNA-seqモデルを確立した。そのあと、RNA-seq(ライブラリーあたり6,000万回以上の読み込み)を用いてトランスクリプトームのプロフィールを比較した。独自に表現された鹿の枝角および石灰化遺伝子は、減算分析と差次的遺伝子発現の組み合わせを介して特定した。そのあと、生理学的関連性およびこれらの特定された遺伝子の寄与を、遺伝子ノックダウン研究、遺伝子過剰発現、免疫蛍光によって決定した。

 

 

結果

細胞特性研究は、試験管内培養された鹿の枝角に由来した間葉を蓄える細胞(RM細胞)が、生体内で対応物に似たマーカーを細胞表面に見せ、高い骨形成能力も見せた。同一の培養条件下で、鹿の枝角 のRM細胞は、試験管内の状態と並行して、ヒト間葉系幹細胞と比較して高速増殖(細胞数の8.6-11.7倍の増加)と骨形成分化の増加(カルシウム石灰化の17.4倍の増加)を示した。比較RNA-seq は、これまでわかっていなかった一意に表現されるダマジカ(FD)の増殖と石灰化遺伝子uhrf1s100a10を含む、40および91を特定した。

免疫蛍光研究は、uhrf1s100a10が鹿の枝角を再生させることを見せた、一方遺伝子過剰発現と遺伝子ノックダウン研究は、s100a10石灰化機能とuhrf1増殖寄与を証明した。

 

 

結論

シンプルな、 試験管内の比較RNA-seq検証は、高速な骨の枝化の再生に関連する新規遺伝子を特定した、そして、増殖/石灰化の機能は、免疫染色、ノックダウン、過剰発現遺伝子を通して確認した。この連結のアプローチは、関係のある事象を与えるいくつかの2つの生物の間に貢献する独特な遺伝子の発見に適用できるかもしれない。

 

 

 


生物・医学の知識がないので全然わからないw
免疫染色とかノックダウンはなんとなく知ってたけど、過剰発現って初めて聞いた。異常に増殖してしまう現象みたい。
鹿の角から見つかったという論文なので、記念に訳してみました。

専門の方が読んだら、何だこの文章、、、って思われるかもしれないですね。。。

他人の自撮り

越えちゃいけないライン、考えろよ。

 

乙武洋匡氏がツイートした有名なセリフだ。

この発言はニコ生主の暴言がきっかけらしいが、私はその話は詳しく知らない

私が話したいのは乙武洋匡氏を怒らせた件についてではなくて、この言葉の意味についてだ。

 

越えちゃいけないラインとは、どういうものだろう。

 

私はツイッターをしていて、1つだけ必ず守っているルールがある。

 

それは他人の自撮り画像を保存しないことだ。

 

ツイッターにはときどき自撮り画像がアップされる。私がフォローしているアカウントの多くは、病気がちだったり、精神的に病んでいるアカウントが多い。中には鍵をかけているアカウントもある。

 

自撮り画像をアップするアカウントは、多くの場合が鍵垢だ。鍵をかけていないアカウントが自撮り画像をアップすることもあるが、少数派だ。私のツイッター歴は2年ほどで、それほど長くないが、この傾向は昔から変わっていないのではないかと思う。

 

私はツイッターで気に入った画像を見つけると、よく保存する。保存している画像は絵だったり写真だったり様々で、笑えるものだったり勉強になるものだったりする。あと、個人が適当に鉛筆で描いた絵が好きで、よく保存している。上手いものも下手なものも、保存したくなってしまう。保存したくなる理由はうまく説明できないけど、同級生の教科書の落書きを見る感覚に近い。どこに着目して、何を考えて、どんな表現をしているのか知りたいからだ。

 

ツイッターは情報収集のために使うこともあるけど、基本的には他人の生活や思考を覗き見るために使っている。覗き見るというと嫌な表現だが、多かれ少なかれツイッターの利用者は覗きをしているし、他人から覗かれている。生きていくためには、自分をアピールしなければいけないし、相手のアピールを見なければいけない。リアルな場所でそれを行うか、ネット空間でそれを行うかの違いでしかない。誰しも世間の目から逃れることはできない。それが変なことだとは思わないし、当たり前のことだと思っている。

 

ネットは基本的に匿名で利用する人が多いので、本名や生年月日などのプライベートな情報を見せている人はそれほど多くない。検索すればすぐに本名がでてくるようなアカウントでも、アカウント名を本名にしていないケースが多い。理由はおそらく、メリットがないからだろう。わざわざ本名を名乗る必要がないなら、本当の自分ではない仮の自分をネットに存在させておきたいという気持ちを、誰しも抱いているのだろう。

 

顔も違う、名前も違う、かりそめの自分をネットに存在させて、自分がどんな人間なのかを確かめる。周りからどんな人間に見られるのか確かめる。そういう風に利用するのが、もともとのネット空間の役割だろう。

 

そんな中、自撮り画像をアップするアカウントがある。「顔」という人間を識別するのに最もわかりやすいものを、わざわざツイッターで公開する。これはどんな心理なのだろうか。

 

かりそめの自分ではない、本当の自分を認めてほしい。

 

これは相当勇気がいる行為だ。アカウントに鍵をかけるくらい羞恥心や猜疑心が強いのに、超個人情報である「顔」を見せる。思い切って1歩踏み出した結果だ。

 

そんなアカウントを私は覗いている。私には何の損もないし、ダメージもない。そこにあるのは自撮り画像を上げた本人の精神的負担だけだ。いい方向に転ぶか、悪い方向に転ぶか、どうなるかわからない。フォロワーの対応次第でいかようにもなり得る。

 

私は自撮り画像をいつも保存したくなる。この上ないほどの個人情報だからだ。鍵をかけるほどのアカウントが顔を晒している。決定的瞬間だ。これを逃したらチャンスはもうないかもしれない。今しかない。やるしかない。

 

でも保存しない。越えてはいけないラインだと思っている。

 

保存したところで本人にはばれないし、誰に迷惑がかかるわけでもない。でも保存しない。相手に対して守らなければいけないルールだと思っている。他人の自撮り画像を保存して楽しんでいる人は、かなり気持ち悪いと思う。でも、気持ちはわからないではない。他人のプライベートを覗き見るのは快楽だからだ。退屈な人生を癒してくれる一服の清涼剤。芸能人のゴシップがお金になるように、他人のプライベートを覗き見るのは楽しい。

 

でも私は自撮り画像を保存しない。他人の自撮り画像を見て楽しんでいる自分も見たくない。これは私のプライドだ。

 

誰にも越えちゃいけないラインがあると思う。人それぞれ。

 

たまにラインを踏み越えられたり、踏み越えてしまうこともあるけど、なんだかんだ仲良くやれたらそれでいい。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

誰か私の自撮り画像買ってくれないかな(・∀・)